スィーツオアシスにようこそ〈菓子歳時記〉その21トップの気概法人会会員「岡谷精良軒」 原昭徳 た。深い理由があったわけではなく、何となく仕事にもいきるだろうなあと思ったからだった。流派は表千家。卒業後東京で就職、帰郷してからも続けるが、中断と再開をくりかえし今にいたる。そんな劣等生だけれど、会報誌は毎月読んでいたりする。が、なかなか読みどころ見どころが満載なのだ。いつもテーマが読みとれる表紙の写真(季節の草花、風景など)や『和菓子こぼれ話』コーナーもいいが、一番は巻頭にある『お家元宗匠のことば』。 い現お家元は、平成三十年に襲名されたばかり。その後すぐにコロナ禍という状況の中で、言葉が紡がれている。それが響く学生のころサークルで茶道をはじめB5サイズ三十ページほどの冊子なのだ直接お姿を拝見することなどもちろんなのだ。千利休をはじめ歴代のお家元の書物をひも解き、指針を指し示し、率直な思いを打ち明け会員を励まされている。例えば令和二年の八月号では、「愛蔵の三つの道具さえあれば、一人で山住まいをしてもさびしくない」という利休の言葉を引き合いにされていた。そして、その境地を思ってほしいと。思うように稽古ができない、お茶会に参加できない状況でも、気に入った道具で、身近な人にお茶を振る舞ってみる。同時に自分自身を見つめ直してみる。それもこのような時にできる、茶の湯のあり方ではないかと語りかけている。先の見えない変わってしまった世界を前にしても、心に太い幹をもち、姿勢がブレることがないと感じた。明治維新や戦中戦後の混乱期など、大変な時代もへて茶道は続いている。組織のトップとしての気概。代々の歴史を引きつぎ背負い非常事態を、常に意識して来られたとすら思えた。これらのことは、企業経営、ビジネスにかかわる者にも通じることではなかろうか。本稿を書いて、ひさしぶりにお抹茶が飲みたくなった。令和5年 5月18日(木)令和5年 6月16日(金)令和5年 5月18日(木)令和5年 6月16日(金)開催日開催日時 間開催場所諏訪市清水時 間開催場所諏訪市清水2-5-222-5-22定 員定 員お問合せ先梅も桜も同時期に咲く当地方。店頭も同じで、梅の練切と桜餅が、いっしょに並びます。かじめご了承ください。○今後の税務署主催のインボイス制度説明会等の開催予定は、関東信越国税局ホームページ(https://www.nta.go.jp/about/organization/kantoshinetsu/index.htm)をご確認ください。また、登録の要否を検討している免税事業者の方向けに相談会も開催します。お問合せ先 諏訪税務署では、以下の日程で消費税の基本的な仕組みから知りたい方向けのインボイス制度説明会を開催します。【説明会の主な内容】 ● 消費税の基本的な仕組み ● インボイス制度の基本的な事項10:00 ~11:0014:00 ~16:00相談時間は各回30分程度となります。諏訪税務署3階会議室諏訪税務署3階会議室各32名【事前予約制】各回3名計12名【事前予約制】諏訪税務署 個人課税第一部門または 法人課税第一部門諏訪税務署 個人課税第一部門または 法人課税第一部門TEL.0266-57-5211(ダイヤルイン)TEL.0266-57-5213(ダイヤルイン)TEL.0266-57-5211(ダイヤルイン)TEL.0266-57-5213(ダイヤルイン)○新型コロナウイルス感染症等の感染拡大状況によっては、開催を中止する場合がありますので、あら◆税務署主催インボイス制度説明会等の開催について税務署だより
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